フリースクール無償化に
伴うご支援のお願い
「フリースクール完全無償化」を決意しました。
ごあいさつ
代表理事 中西紀説
- 山梨県南アルプス市在住
- 一般社団法人ワンオブハート 代表理事
- 体験型フリースクール「みんなのおうち」代表
- 山梨県フリースクール連絡会 代表
- 南アルプス市「ゆめパ」づくり協議会 発起人
- 山梨志響会 代表
「私は道を創っている」

なぜ今無償化なのか?
不登校児童生徒数が増加し続けている現代。私たちは社会の変化について考える時期に来ていると感じています。
子どもたちには、学校だけでなくフリースクールやホームスクーリングなど、自分に合った学びの場を選ぶ選択肢があります。どこで学んでも、その価値が認められる社会になることを願っています。
私たちは4月から「みんなのおうち」を完全無償化いたしました。
私たちの思いは、公教育とフリースクールを同じような条件で選べる社会を作り、すべての子どもに学びの機会を届けることです。山梨から始まるこの取り組みが、日本の教育環境を豊かにする一歩となることを願っています。
もしよろしければ、子どもたちの未来を一緒に支えていただけませんか?

お金のある家庭の子だけが通える?
フリースクールが抱えるジレンマ
フリースクールには、一つの大きな課題があります。それは、経済的な理由でその機会を諦めなければならない家庭があることです。
なぜこのような状況が生まれるのでしょうか?
フリースクールは民間施設のため、公的補助がほとんどありません。運営費の多くを利用料で賄わざるを得ないのが現状です。文部科学省の調査(平成27年)によると、フリースクールの月謝は全国平均で3万3千円。年間にすると約40万円になります。
フリースクールにこの金額を継続的にお支払いいただける家庭は、決して多くないのが実情です。
支援を必要とする子どもたちとの距離
学校生活に困難を感じている子どもたち。その中には、経済的に厳しい状況にある家庭の子どもたちも少なくありません。しかし、そうした子どもたちにこそフリースクールという選択肢があることを知っていただきたいのです。
私たちは、この現状を少しずつでも変えていけたらと考えています。支援を最も必要とする子どもたちにも手が届く仕組みを、皆さまと一緒に作っていけたらと思います。

49万人もの子ども達が学校に通えていない現実。
深刻な不登校の現状。
一つの重要なデータをご紹介したいと思います。
2024年10月31日、文部科学省が発表した最新調査結果によると、令和5年度の不登校児童生徒数は346,482人。前年度から47,434人(15.9%)増加し、過去最多となりました。
この数字から見えてくることは何でしょうか?
- 在籍児童生徒に占める割合:3.7%(前年度3.2%)
- 11年連続で増加している傾向
- 10年前と比較すると、小学生は5倍、中学生は2.2倍
これらの数字は、私たちの社会が抱える課題の大きさを物語っています。
もう一つ気になるデータがあります
不登校児童生徒のうち約4割にあたる134,368人は、特別支援担当教諭や教育支援センターなど、学校内外の専門機関に相談できていない状況にあります。
一人で悩みを抱えている子どもたちが、これほど多く存在することを知っていただきたいと思います。
全体像を見ると
文部科学省の「不登校」の定義は「年間30日以上の欠席」で、病気や経済的理由による欠席は含まれません。これらは「長期欠席者」として分類されており、その数は14万人にも上ります。
不登校児童生徒35万人と長期欠席者14万人を合わせると、49万人の子どもたちが何らかの理由で学校に通えていないことになります。
これは、日本の子どもたちの約20人に1人が学校以外の場所で過ごしていることを意味しています。

ご支援のお願い
無償化という決断により、私たちの運営資金は大きく変わることになりました。
それでも、この取り組みを続けていきたいと考えております。
そこで、「体験型フリースクールみんなのおうち」の活動を支えていただける方々からのご支援をお願いしたいと思います。個人の方も法人の方も、どなたでも歓迎いたします。
ご支援の方法について
ご都合に合わせて、2つの方法をご用意いたしました。
- 1度のみのご寄付 ー お気持ちに応じた金額で
- 賛助会員 ー 継続的なご支援をいただける方へ
どちらの方法も、こちらから簡単にお手続きいただけます。
子どもたちが自分に合った学びの場を選べる社会を、皆さまと一緒に築いていけたらと願っております。もしご賛同いただけましたら、どうぞお力をお貸しください。
アクセス
山梨県南アルプス市在家塚1409-2